初代理事長設立認可記念総会のご挨拶

本日はご多忙のところ、またご遠方から、多数の皆様にご参集いただき誠にありがとうございます。国立高等専門学校機構、文部科学省、経済産業省からのご臨席をいただき、また全国より各高専の先生方、そして情報産業界からの多くの方々ご参会を得て、ここに「NPO高専プロコン交流育成協会」の設立認可にともなう記念総会を挙行できますことは大変にうれしく、また、大変にありがたいことであると存じております。

ご承知の通り、全国高専プログラミングコンテストは今年で19回を数え、高専におけるビッグイベントにとどまらず、情報産業界においても、また関連学会においても注目を集めるユニークなコンテストになってまいりました。この背景には、コンテストに参加する学生諸君の豊かな発想と確実な技術、そして彼らを育ててこられた指導の先生方の熱意、さらには、このイベントが成り立つための財政的なご支援をくださった協賛企業の皆様のご厚意によるものであります。

プロコンは、これらの方々のおかげで、20年の歳月を経て大きく成長してまいりましたが、さらに発展するためには、任意団体の域を超えた、法人としての組織作りが求められてきました。コンテストの国際化に関する諸問題、情報産業界と高専との共同教育、さらにはコンテストに出展された優秀な作品や人材の育成などが、法人としての力が必要な具体的な事例でありましょう。

このような背景から、高専連合会の長谷川会長、プロコン協賛として長期に渡りご支援いただいた企業代表の方々、さらには、プロコンの創設期から関わりを持ってこられた高専の先生方と検討を重ね、昨年の10月に「NPO高専プロコン交流育成協会」設立総会を持ちました。その後、東京都への申請を経て、このたび正式に認可されましたことは、ご同慶に耐えません。

20年前の暑い夏、プロコンの創設メンバーが私を訪ねてくださったのがプロコンとの最初のご縁でした。汗まみれで、手弁当で協賛獲得に走り回る先生方に、ある種の「真剣な迫力」を感じ、その感動が、私が、企業との接点としてのお手伝いをするきっかけでございました。

時を経て、プロコンは成長し、その組織も新たに展開が望まれることになり、今回のNPOへの創設となったわけですが、ここにも、学生思いの熱心な先生方と、それに呼応して情報産業を豊かなものに導こうとする熱い思いの企業の方々の姿があります。このような教育への強い思いが、再び感動をもたらし、私がこの会のまとめ役をお引き受けした次第です。微力ではありますが、まずは、本NPOを軌道に乗せることが、当面の私の責務と感じ、運営に携わる所存であります。

高専プロコンの発展に、また高専の教育の向上に、そして産学連携の共同教育の実現に、ご助力をお願い申し上げるとともに、本NPOの発展に皆様の一層のお力添えをお願い申し上げて、主催者の挨拶とさせていただきます。

本日はありがとうございました。