第2回NAPROCK 産学連携企画の開催

昨年に引き続き第2回目となる産学連携企画を平成22年8月28日に実施いたしました。
この企画は、高等専門学校機構が主催する「全国高専教育フォーラム」の一環として長岡技術科学大学(新潟県長岡市)にて開催された高等専門学校連合会主催の「第30回情報処理教育研究発表会」の2日目に行われました。

このフォーラムは高専の教職員の教育実践を発表する場として各地で開催されてきましたが、今年度より、「情報処理教育研究発表会」をはじめとする「プロジェクト研究集会」、「高専技科大教育フォーラム」等をまとめ、「全国高専教育フォーラム」として合同開催することになりました。多くの教職員や関連の企業人が集結するこの機会を利用し、「NAPROCK産学連携シンポジウム」と題して、NAPROCK産学連携企画を実施し、盛況のうちに終了できましたので報告いたします。

産学連携企画第2回目の今年は「ソフトウェア技術の動向と将来像」と題してマイクロソフト株式会社 デベロッパー&プラットフォーム統括本部の田中達彦氏をお招きし講演会を実施しました。田中氏の講義は「開発者として何が必要か、何を知っておくべきか」という視点にたった内容で、参加した多くの高専教員や技術職員にとって最新の情報や技術を知るだけではない、新たな視点に立った見解を知る大変価値のある講義であり、多くの聴講者も情報産業界から発信される最新情報に耳を傾けました。

講義の内容は、マイクロソフトが現在どのような技術を持ち、また今後どのような方向に進んでいくのか、また最先端の技術、たとえば、ネットの最新技術やクラウドの現状、OSやソフトウェアの進化についても様々な事例をわかりやすく解説いただけ、素晴らしい講義となりました。
産学連携企画