設立経緯

特定非営利活動法人高専プロコン交流育成協会
(NAPROCK)の設立経緯

情報産業における適切な人材育成については、教育界、産業界の共通の課題であります。中でも、高度IT人材が必要とされる近年では、創造性の豊かさ、技量の確かさを求める教育に注目が集まっています。

高等教育機関の一翼を担う高等専門学校(以下「高専」)では、即戦力の実践技術者を目指しており、早くから、上記の思想に基づいたPBL型の教育を行ってきております。 特に情報教育関連では、「全国高等専門学校プログラミングコンテスト(以下「高専プロコン」)」の貢献が、教育界、産業界で高く評価されています。
この背景には、コンテストに参加する学生諸君の豊かな発想と確実な技術、そして彼らを育ててこられた指導の先生方の熱意、さらには、このイベントが成り立つための財政的なご支援をくださった協賛企業の皆様のご厚意によるものであります。
この高専プロコンを発展させ、情報産業のグローバル化に対応できるさらに高度なエンジニア育成教育を充実させるためには、産学官が連携して、社会に開かれ、かつ、国際化への対応を果たすことが可能な法人組織の存在が不可欠でありました。

本協会は、このような状況下で、高専と産業界との連携のもとに行う複合的な情報処理開発に関する共同教育を視野に入れて、適切な就業前教育の検討を行い、かつ、高専プロコンに様々な立場で関係する者の相互交流を一般にも発展させ、広く社会に開かれた高度IT人材の育成に係るネットワークの構築を目指して2008年に発足し現在に至っております。


特定非営利活動法人高専プロコン交流育成協会
設立経緯

平成19年10月6日 設立総会(津山市 津山国際ホ テル)
・特定非営利活動法人高専プロコン交流育成協会の設立の審議、承認
・特定非営利活動法人高専プロコン交流育成協会の定款の審議、承認
・設立当初の役員の選出
議長より設立当初の役員の人選について諮られ、審議の結果、理事に清水洋三、長谷川淳、神沼靖子、和田成史、豊田崇克、尾上卓太郎、山田正彦、堀内征治、伊原充博、山崎誠、桑原裕史、松澤照男の各氏、監事に浅田隆治、木戸能吏の両氏にすることを承認。また、理事のうち理事長に清水洋三氏、副理事長に長谷川淳氏及び神沼靖子氏とすることについても承認。
・平成20年度及び21年度の事業計画書及び収支予算書案の審議、承認。
・法人設立認証申請について
設立代表者(申請者)を堀内征治氏とすること、役員のうち報酬を受ける者はいないことなどを承認。
平成20年3月24日 設立申請(東京都庁)
平成20年6月16日 高等専門学校連合会連絡会(全国高専校長の出席)
NPO高専プロコン交流育成協会の設立の報告、承認
NPOに係る会計処理の承認
平成20年7月23日 設立認可(東京都庁)
平成20年7月25 法務局 登記申請
平成20年7月31日 法務局 登記完了
平成20年8月 6日 設立記念総会・講演会