溢れんばかりの活力がプロコンの魅力 ~山崎 誠~

  • プロコンの魅力または想いなかなかピッタリする表現が見つからないのですが、本選会場で感じる学生の溢れんばかりの活力だと思います。こんなことを考えつくのか、こんなこともできるのかと感動する場面が多くあります。コンテストの準備で疲れている学生もいますが、デモや競技の対戦では本当に生き生きとしています。もう一つは、指導教員やプロコンをサポートしているスタッフも学生達の熱気につられて一体となってコンテスト運営していると感じる点です。 プロコンは毎回違います。毎年違ったプロコンを体験できるのも大きな魅力です。
  • 今後のNAPROCKに期待する事柄
    NPOを立ち上げることにより、高専プロコンを支援する輪が大きく広がったと強く感じています。多くの協賛企業や後援団体の支援で高専プロコンは高専内の大会(コンテスト)として成長してきました。企業や団体はもちろんのこと、学生および教職員が高専を離れた後も高専プロコンに個人的にも関われる法人格をもった組織を作った意味は大変大きいと思います。 プロコンを通じて広く交流できることを期待しています。また、作品などコンテストの成果を社会に広めること、あるいはその知的財産を守っていくことも今後期待しています。


  • フリーメッセージ
    高専は中学卒業後の若い時期から技術教育を行っています。 理科離れが憂慮される昨今ですが、10代~20代の若々しい学生のエネルギーや創造性が高専にあります。その様子をアピールできればと思っています。

  • 経歴
    1975年 3月 長岡工業高等専門学校電気工学科卒業
    1978年 3月 名古屋工業大学工学部部電気工学科卒業
    1983年 3月 名古屋大学大学院工学学研究科電気工学・電気工学
    第二および電子工学専攻博士課程単位取得満期退学
    1984年 4月 長岡工業高等専門学校 助手
    1986年 4月 長岡工業高等専門学校 講師
    1989年 4月長岡工業高等専門学校 助教授
    2000年 4月 長岡工業高等専門学校 教授
    1996年 第7回プログラミングコンテスト実行委員
    1997年 第8回プロコン(長岡大会)主管校事務局長
         以来、総務・審査委員担当
    2003~2008年 プログラミングコンテスト副委員長
         (この時期は国立高専の独立法人化の激動期であり、それにともなう組織上の調整、プロコンの国際化、NPOの立ち上げなどに参加する機会がありました。)